坐禅は実際にやってみると、確かに堅苦しいです。足も痛くなります。
坐禅は何かを身につける為に行なうものではありません。
ましてや、お金儲けの手段や、地位、名誉のために行なうものでもありません。
また、奇跡的に病気を治すといったたぐいのものでもありません。しかし、坐禅は何千年も前から多くの人々によって、やり続けられてきました。
そして今、西洋の人々にも受け入れられようとしています。なぜでしょうか。
今、世の中には物が溢れています。しあわせは、お金がすべてだと思っている人も多いようです。
楽なことだけを選択して満足している人もいます。情報も氾濫して、何が正しいのかわからない状態です。
そんな中で、少しの時間、身も心も無にして坐禅をやってみる。
感じ方は人それぞれなのであえて申しませんが、何度も足を運んでくれる人がいます。
きいてみると、よくわからないけど、言葉では言いあらわせない満足感が得られる、といいます。坐禅は、慣れないと足が痛いだけで終わってしまうこともあります、二度や三度の坐禅では、本当の良さが、解らない人の方が多いようです。しかし、最初から自分には不向きと思ってやらないのでは、何も始まりません。
まずは一度体験してみて下さい。
楽しいことをやっていても、何となく空しく感じたことはありませんか。
・・・毎日仕事に追われて、イライラしたりすることはありませんか。
・・他の人より劣っているような気がして、自分がいやになったことはありませんか。
・・何かをしなければと焦るけれど、いっこうに手が着かずうまくいかない・・・そんな方、一度坐禅をしてみませんか。
坐禅は、お釈迦様の時代より何千年もの間やり続けられてきた、正伝の仏法です。
そして、インドから中国、日本と伝わり、今、西欧の人達にも、真剣に受け入れられようとしています。
今さえ良ければ、自分さえよければ、あるいは思い込ませるといった誤魔化しのものではありません。
今の自分から抜け出す何かが絶対あるはずです。
しかし、それがすぐに見つかるという、インスタントのものではありません。
私達と一緒に禅を組んでみませんか。